2012年08月15日
「駕籠止めしぐさ」~江戸しぐさ~

地方から江戸へ出て来て一生懸命働き、ひと財産をなすことは
当時の人々の大きな夢だったようです

しかし、江戸で成功し、駕籠(かご)に乗れるような身分になっても、
思い上がってはいけないのです

「実るほど、頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」ということわざもありますが、
駕籠にふんぞり返って目的の店などに乗り付けることは、
はしたないこととされました

あたかも徒歩で来たようなそぶりで店や他家を訪れたのでしょうね

この「駕籠とめしぐさ」は、


威張ることは嫌われていましたし、謙虚さやつつましさこそ、
スムーズな人間関係を築くコツだったのかも知れません。




江崎真理子・FACE BOOK
「はしょる」~江戸しぐさ~
「八度の契り」~江戸しぐさ~
「むくどり」~江戸しぐさ~
「『少々』『ごろ』では曖昧~江戸しぐさ~
「『わからない』と言わない」~江戸しぐさ~
「『どちらへ』と聞かない」~江戸しぐさ~
「八度の契り」~江戸しぐさ~
「むくどり」~江戸しぐさ~
「『少々』『ごろ』では曖昧~江戸しぐさ~
「『わからない』と言わない」~江戸しぐさ~
「『どちらへ』と聞かない」~江戸しぐさ~
Posted by てづくりや at 22:11│Comments(0)
│江戸しぐさ絵本