2012年11月21日
「はしょる」~江戸しぐさ~

省略したり、簡単にすること。
もともとは着物の裾を持ち上げて、帯にはさむの意が転じています。

卒業式時の、卒業証書授与の様子を例にしてみました

最初の一人は、最初から最後まで卒業証書を読み上げ
られますが、次の人からは名前のあとを、「以下同文」
と、省略されます。 本来、ちゃんとやるべきですが、
時に応じて、はしょることを認めたのは江戸の寛容さと
臨機応変の哲学を示すもの

一を聞いて十を知る意味にも用いられます

~参考文献・越川禮子著「江戸の繁盛しぐさ」~




江崎真理子・FACE BOOK
「八度の契り」~江戸しぐさ~
「むくどり」~江戸しぐさ~
「『少々』『ごろ』では曖昧~江戸しぐさ~
「『わからない』と言わない」~江戸しぐさ~
「『どちらへ』と聞かない」~江戸しぐさ~
「階段では昇っていく人が譲る」~江戸しぐさ~
「むくどり」~江戸しぐさ~
「『少々』『ごろ』では曖昧~江戸しぐさ~
「『わからない』と言わない」~江戸しぐさ~
「『どちらへ』と聞かない」~江戸しぐさ~
「階段では昇っていく人が譲る」~江戸しぐさ~
Posted by てづくりや at 23:18│Comments(0)
│江戸しぐさ絵本