2012年07月17日
「子育てしぐさ」より”三つ心”~江戸しぐさ~

”三つ心、六つ躾、九つことば、十二文、十五理で、末決まる”
・・・これが、江戸町衆の「子育てしぐさ」です。
三歳の子に、むりやり理を詰め込んでも身につかないように、
人間はその成育段階に応じて、それ相応の育て方をすることが
大切だと江戸人は言っています。
この、「子育てしぐさ」の ”三つ心”を紹介します(^-^)
江戸の町衆は、人間は脳と身体と心の三つから成り立っていると考えていました。
その中で心は、脳と身体を結びつける、マリオネット(あやつり人形)を
動かす糸のようなものと考えていました。
糸はできるだけ緻密に張らなければいけないので、三歳までに・・・
一日一本×三六五日×三年=約一〇〇〇本の糸を張るように心がけたのです。
その糸を乱暴に動かせば、言葉や表情・ふるまいも荒々しくなりますが、
優雅にやさしく動かせば、全体になごやかな表情が出ます。
・・・三つ心とは、三歳までに心の大切さを悟らせることを意味します。
心というものをとーっても大事にしたのですね~・・・


江崎真理子・FACE BOOK
「はしょる」~江戸しぐさ~
「八度の契り」~江戸しぐさ~
「むくどり」~江戸しぐさ~
「『少々』『ごろ』では曖昧~江戸しぐさ~
「『わからない』と言わない」~江戸しぐさ~
「『どちらへ』と聞かない」~江戸しぐさ~
「八度の契り」~江戸しぐさ~
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「『少々』『ごろ』では曖昧~江戸しぐさ~
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「『どちらへ』と聞かない」~江戸しぐさ~
Posted by てづくりや at 23:50│Comments(0)
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